人身事故による罰則

人身事故は、ちょっとした不注意で起こすこともありますが、全く予期せずして起きてしまう人身事故もあります。そして、人に傷をつけても無罪になることもあり得ますが、とりあえず細心の注意を払って運転することが大切です。

人身事故は刑事処分の対象で、自動車運転死傷行為処罰法違反と道路交通法違反の2種類の犯罪となり、罰金刑で済む場合と懲役刑や禁固刑となるケースもあります。罰金刑の場合でも納付することが困難な場合は、刑務所に入り1日5000円の換算で労務することもできるのです。次に問われる処分は、行政処分ですが、加害者が一方的に悪い場合と被害者にも過失がある場合の2つに分かれ、安全運転義務違反としての2点と個々の被害状態の内容による点数が加算されます。あってはならないことですが、ひき逃げをした時は、急措置義務違反として更に35点が加算されるのです。その他道路交通法に違反した罰則も点数として加算されますので、余程の事がない限り免許停止3年間か免許取り消し処分を受けることになります。

そして一番大切なことは、被害者に対する補償を民事罰としてすることですが、償いは金銭を以てする以外に方法がありませんので、示談をするにしても適切な対応ができ、納得のできる補償をするべきだと思います。補償等の窓口は、任意保険会社となるのが通常の方法ですが、被害者自身が納得できない場合は、弁護士に交通事故対応の依頼をして納得のできる状態にすることが大切です。